ロックイエン古集落は15世紀-16世紀に開拓されました。この村の家々は似た建築様式を備えており、木造構造、石畳の小道、生け垣の茶の木、そして青々と茂る果樹園が特徴的です。現在、ロックイエンには築150年を超える古民家が8棟保存されています。中には7世代にわたって受け継がれ、子孫たちが今も平和に睦まじく暮らしている家もあります。家々の多くは山を背にし、目の前には広大な水田が広がっています。2019年、ロックイエン古集落は文化スポーツ観光省によって国家文化遺産に認定され、ベトナムで最も美しい4つの古村の一つとして称えられました。
8棟の伝統的木造古民家のうち、2棟は85歳のドン・ベト・マオ(Dong Viet Mao)氏が所有するもので、建設当時の姿を留める最も古い家屋です。祖先を祀る母屋の中には、精巧な象嵌細工や彫刻が施された仏壇箪笥が備えられています。特に目を引くのは、36本の木柱で建てられ、伝統的な文様で装飾された5つの部屋を持つジャックフルーツ材の家です。
ロックイエン古村を訪れる観光客は、田んぼの間をくねくねと伸びる、幅わずか1メートルほどの狭い石畳の小道を散策できます。道の両脇には背の高いビンロウジュの木が並んでいます。これらの小道は家々をつなぎ、昔ながらの団結した村社会の姿を今に伝える美しい証となっています。
総面積はわずか約280ヘクタールですが、ロックイエン古村には多くの見事な景観が存在します。緩やかな丘陵に広がる棚田や古井戸、ベトナム北部の風景を思い起こさせるバニヤンツリー(ガジュマル)などが含まれます。また、訪れる人々はランサ(ランサット)、桑の実、マンゴスチン、ドリアンといった四季折々のトロピカルフルーツを楽しむこともできます。
近年、地元自治体は農村エコツーリズムと連携した庭園・農園経済の開発において住民を支援しています。毎年3月初旬には、多様な伝統的祭りが開催され、多くの地元住民や観光客を魅了しています。





